筑波大学附属病院
つくば予防医学研究センター

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人間ドックコース・料金

認知機能ドック

認知機能ドックとは、認知症あるいはその前段階とされる軽度認知障害 (mild cognitive impairment: MCI) の早期発見を主目的とする人間ドックです。また、その結果により、希望される方には、早期介入の一環として当院で実施している認知機能障害進行予防プログラムに参加いただくことが可能です。
認知症の原因とされる脳内物質の蓄積は、発症の20~30年前から生じるため、中年期からのケアが必要です。まだ自分は大丈夫と思わず、ぜひ認知機能ドックを受けてみてはいかがでしょうか。早期発見・早期介入が、認知症の進行に一定の予防効果を有することが認められています。予防の一環として、定期的な認知機能ドックのご利用をお勧めいたします。

認知機能ドックをお勧めする方

  • もの忘れの自覚がある方
  • もの忘れの自覚はないが、周りから指摘されたことがある方
  • もの忘れの自覚はないが、不安がある方
  • 脳の健康チェックをしたい方
  • 40歳以上の方

※認知症の原因とされる脳内物質の蓄積は、発症の20~30年前から生じているとされるため、中年期からの認知機能ドックを推奨しております。

検査内容

当センターで行っている基本ドック及び脳ドックに加えて、次の検査を行います。

● MRI
脳の萎縮の程度を評価します。
*特に、記憶力に関係する海馬領域については詳しい評価を行います。

● 認知機能検査
記憶力、注意力、判断力などを評価します。

● 身体機能検査
認知症の早期発見に有効とされる身体機能項目(握力、歩行、バランスなど)を評価します。
*独歩が難しい方は、一部の検査のみの実施になります。

● 血液による、もの忘れスクリーニング検査
血液から認知機能低下のリスクを評価します。

認知機能に低下があった場合

当院で行っている認知機能アップデイケアをご紹介することができます。
多因子介入(*)を取り入れ、効果的な認知症予防を目指しています。

*多因子介入:運動・芸術・音楽・脳トレなど様々な種目を取り入れた内容で、著名な国際誌で効果が認められています。

検査料金

33,000円(税込)