筑波大学附属病院
つくば予防医学研究センター

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人間ドックコース・料金

男性健康ドック

男性における性腺機能低下症は男性ホルモンが低下している状態を意味します。男性ホルモンは20歳代にピークを迎えてから徐々に低下していき、加齢とともに症状として現れます。ストレスや生活習慣の乱れなどによっても男性ホルモンは低下します。症状は、(1) 性機能関連症状(性欲減退、勃起障害など)、(2) 身体症状(発汗、ほてり、不眠、関節痛など)、(3) 精神・心理症状(不安感、疲労感、集中力の低下、抑うつ感)の3種類に分類されます。これらの症状は「男性更年期障害」という名でも一般に認知されつつあります。性腺機能低下症は男性のクオリティ・オブ・ライフを損なうにとどまらず、メタボリックシンドローム、心血管疾患、脳卒中などの発症につながるリスクもあり予防医学の領域でも注目されています。

本ドックでは、血液検査で血中の男性ホルモン(遊離テストステロン)の値をもとに、AMS調査票という世界的に広く用いられる自己記入式の質問票の結果を交えて総合的に判断します。また本院では性腺機能低下症だけでなく、男性特有の疾患である前立腺肥大症の評価も同時におこないます。治療介入の必要な性腺機能低下症や前立腺肥大症を発見し、男性の健康維持を目指します。

男性健康ドックをお勧めする方

  • ひどい発汗やほてりがある方
  • 睡眠の悩みがある方
  • イライラ・無気力・不安感などがある方
  • 集中力や記憶力の低下がある方
  • 筋力の低下がある方
  • 性欲減退や性的能力の衰えを感じる方
  • ストレスの多い生活をしている方
  • 総合的に調子が思わしくない方
  • 男性更年期障害が心配な方

男性健康ドックでは前立腺肥大症の評価も同時におこないます。
なお、男性健康ドックを受診される方は、本院の「 前立腺がん検診」の受診が必須となっています。

検査内容

  • 血液検査で血中の男性ホルモンである遊離テストステロンの値を測定します。
  • エコーで前立腺体積や残尿量を測定します。
  • 各種自己記入式の調査票の結果と合わせて総合的に評価いたします。

検査料金

13,200円(税込)