筑波大学附属病院
つくば予防医学研究センター

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オプション(がん検診)

がんPET検査

がんPET検査とは、がん細胞がブドウ糖を多く取り込むことから、 18FDGというブドウ糖と性質が似た検査薬を人体に投与し、がんの発見を行う検査です。 全身の細胞のうち、がん細胞だけによりはっきりとした目印をつけることができるため、 一度でほぼ全身を調べることができます。がんの早期発見に有用な検査です。


がんPET検査をお勧めする方

  • 50歳以上の方
  • がんの家族歴がある方
  • 喫煙、過度な飲酒をする方

PET検査の特徴

● PET検査でよくわかるがん

頭頸部がん(舌がん、歯肉がん、咽頭がん、喉頭がん、上顎がん、甲状腺がん)、乳がん、食道がん、子宮がん、卵巣がん、悪性リンパ腫、悪性黒色腫

 

● PET検査で見つけにくいがん

脳腫瘍、胃がん、大腸がん、肝臓がん、前立腺がん、腎臓がん、膀胱がん
その他、悪性度が低く成長の遅いがんや、数㎜の小さながんは見つけられないことがありますが、PET検査と他の検査を組み合わせて受診することにより発見の精度を上げることができます。


注意事項

※ 使用薬剤によりわずかな放射線被ばくがあるため、妊婦や授乳中の方は受けられません。
  また、幼児や妊婦さんとの接触がある方は、検査後1日は接触を控える必要があります。
※ 糖尿病の方は、検査の精度が落ちることがありますので、お勧めしません。


検査内容

医師の問診後、検査薬注射を行い1時間安静の後20~30分ほど全身撮影を行います。血糖値によっては検査ができない場合があります。


検査料金

110,000円(税込)